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合気道で袴(はかま)をはくのはなぜでしょう?

なぜ合気道では稽古で袴(はかま)をはくのか疑問に思っている方も多いようです。

 

私たちの合気道では入門から全員が袴をはくことになっていますが、他の団体では有段者以上とか指導者のみ、としているところも多いみたいですね。

 

戦前のころはみんなはいていたようです。今はほとんど見ないですが、白い袴の人も多かったみたいです。

 

今は武道と言えば柔道や空手のイメージが強くて体術系の武道で袴を履くのは不思議に感じるようです。でも江戸時代以前から伝わる古武道では体術系(柔術、和術、拳法etc)でもたいてい袴をはいているので、昔はむしろ「袴をはくのが普通」だったのだと思います。それに合気道は剣や杖といった武器の稽古もしますから剣道、杖道、なぎなた、弓道なんかの仲間でもあるわけですよね。

 

 

道場は神聖な修業の場であるということも袴をはく理由です。稽古着は単なるトレーニングウェアではなく心身を磨くための「修業着」なのですよね。

 

それにいつも袴をはいて稽古していると足がバタつかなくなって腰が安定し、上体をリラックスさせやすくなるという副産物的効果もあると思います。。

 

「 八 かじょう 」 夏のハカマ

文章・イラスト クラゲ大盛り※